台鉋(だいがんな)から「日本」を見る  後

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>>建てたままの石造建築。
 折々に手を入れ、原形を守り続ける木造建築。
 日本の文化は本当に西洋のそれに比べて劣っているのでしょうか?

人材が育ちいなくならないうちに建て替える、これってすばらしいですね。近年の日本では、人材や技術がなくなって困ることが少なくないように思います。たとえばカセットデッキ。ついに全盛期の機器に勝るものは出来なくなっているように感じています。

Comment by: そらのくも  | 2016- 06-04 | 編集

 昨日買ってきた花森安治のことを書いた本に、⦅花森が「職人」と書いてアルチザンと振り仮名をしていた⦆という文章がありました。アルチザン、ってアーティストと根っこは同じだろうから、芸術家=職人とする本来の西欧の価値観と同じなんじゃ、と思うんですが、花森は「職人=一芸に徹した『生き方』」と見ていたようです。
 で、別にこれは変わったことではなく、日本という国はそういう何かに徹した人々が支え、作っている「職人文化の国」なんだ、と。
 だから求心力は要らない、個々人が思いのままに、とルソーのように展開していくんですが、日本は実はその反対で、「親方と弟子、親と子、天皇と臣民」という風に敬愛を基とする伝承・継承を立てるからこそ「職人文化の国」になったんだという見方もできるんじゃないでしょうか。
 今、この親子の関係を破壊する教育が実を結んできたことと、「全盛期の機器に勝るものは出来なくなっている」ことは同じ理由と思います。

Comment by: 三っ太刀  | 2016- 06-04 | 編集