繋ぎたる船に棹差す心地して
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「今、何を為すべきか」をもう一度。
2012.11/25 (Sun)
昨日挙げた日記について、土佐神田さんから、すぐにコメントをいただきました。備忘録氏のブログ(エントリー「無惨なり平沼赳夫」)と、西村眞悟氏の「斯くの如く、街頭演説をした」に併せて読んでいただければ、この辺の事情がより鮮明に見えるのでは、と思います。
新聞は表現の仕様で、同じ事実が全く違った様子で伝えられます。
「~と言って口を歪めた」も「~と言ってほほ笑んだ」も記者の印象でしかないけれど、文字にすると与えられる印象は正反対。
テレビはモンタージュが得意だから、これ、といった部分の表情だけ切り取って繰り返したり、欲しい音(発言)だけにして、あとは消してしまう。
本来、記者の鉄則として、故三宅久之氏に「電話取材なんかしないで、直接会って来い!」と叱られたと言っていた報道記者上りがいました。何かが介在すると、熱気も、本気も薄れてしまう。
ウソで塗り固めているようであっても、本人の書いたものからは真実が見えてくる。
本人の喋っていることがいくら自画自賛に過ぎるようであっても、書き起こしてみれば本当のところが見えてくる。
(この辺りについては、原発事故の際の総理が喋ったことを読む機会が随分ありましたから、実感できます。)
前置きが長くなりました。以下、転載します。
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こんばんは
平沼赳夫事務所より下記のメールが届いております。
引用開始======================
各位
平沼赳夫本人より激動している現在の政治状況と、
一連の経緯に付きましてご報告をさせて頂きます。
平沼は信念を曲げることは断じてありません。
どうか平沼赳夫の真情をお聞き届けいただければ幸甚に存じます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
平沼赳夫後援会幹事長 土居 通明
(中略)
・・・・・・・・・・・・・・
様々な報道がありますが今回の選挙は
選挙後に憲法改正を現実のものとする政治状況を創り出す
最大にして最後の機会だと存じます。
平沼赳夫は断じてぶれることがない政治家です。
「大道」に殉ずる覚悟あるのみです。
以下は頭山満翁の孫にあたられる頭山興助氏より寄せられたご激励です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
所属がどこの党でも日本人ならかまわない。
衆議院議員三分の二に日本の現状を解らせ、憲法を改正し、
日本の未来を日本人の意思で決めてゆこうと慎太郎さんが平沼さんと話し合った。
大願成就の為とはいえ平沼赳夫さんの今の我慢を思うと涙が出て止まらない。
もしこれが出来なかったら我が国は、尖閣どころではなくなる。
石原さん、平沼さんともに城山の露と散る覚悟だろう。
(占領下、銃剣と共に突きつけられた誓約書が日本国憲法なのだ。)
平成二十四年十一月吉日
頭山興助
引用終わり========================
わたしは平沼氏を信用できる人物と感じております。
安倍自民党総裁にも同様の感をもっております。
信ずれば、人はそのように動きまた動かされます。
そういう生き方があってもいいんじゃないでしょうか。よほどの肝がなければその実現は不可能でもありますが・・・ここはそれ気合いです。本来あるべき姿に向かうとすれば、そりゃ宜しいコトかと存じます。
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頭山満翁の孫という人の激励文というのにも驚かされましたが、何よりもその文中の
「大願成就の為とはいえ平沼赳夫さんの今の我慢を思うと」
という文言、平沼氏の志を慮っての報道があったろうか、と今さらながらに思いました。
金のため、議員の椅子を手放したくないから、形振り構わず、選挙に勝ちに行っているとの嘲笑ばかりが聞こえて来ていましたから。
そして、これは絶対に忘れてはならないこと。なのに我々今の日本人が忘れてしまっていることを土佐神田さん、書かれています。
それが「信ずれば、人はそのように動きまた動かされます」、という一言です。
この言葉を目にして、大概の人は言うでしょう。
「何、そんなことくらい知ってるぞ」って。
「海舟も言ってた『正心誠意』だろう?」って。
でも、それ、一面だけでしょう、大方の人は。
「信ずれば、人は動かされる」だけ。
肝腎なのは「信ずればこそ、人は動く」、です。
自身が自身を信じるからこそ動くのであって、自身が自身を信じるためには信じるに値する自身をつくろうと努力しなければならない。己にも、他者にも神頼みならぬ希望的観測で以て対するだけでは、何も「動かない。」
だからこそ、政治の関係の話では必ず「国民に信を問う」という言葉が出てくる。「問われる国民」である我々が、くじ引きじゃあるまいし、
「党が多過ぎて、どの党に投票したらいいか、分かんなぁ~い」
なんてすっとぼけたこと言ってる時じゃありません。
テレビのコメンテーターの言ってることも参考にしようなんて思ったら駄目ですよ。
彼ら(彼女ら)もまた、日頃の無責任発言はどこへやら、で「有権者の一人一人が考えなければならない」なんて言ってますから。
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